6月5日鬼掛けファングループ長崎・佐賀支部第二回大会(最終戦)
 本来これが3回目の大会になる予定だったが、東北沖大震災後の予定だったため大会自粛となった。そのため今後の日程調整がたたず今回最終戦となった。舞台は上五島野崎島である。最終戦なので第1回の大会ポイントとのトータルで、本年度の九州大会出場選手が決まる大事な大会である。さて、朝二時半に今回お世話になる石井釣りセンターに集合したオブザーバー1名を含む15名のメンバーは受付を済ませ,船長のご厚意でELXIA SUCCESS に乗り込んだ。私は4番のくじで、奇しくも3番のくじを引いた門口君と同礁することになった。1時間程走って一ツ瀬近辺の南側の磯に上礁、私は風下側に入り、門口君は船着けに釣り座を構えた。私のタックルはダイコーのスーパーロイヤル1.25号にキザクラ2号のセミフロートインパルスを巻いたトーナメントISO2500LBDをセット。フロートはキザクラから新発売されたD-FLATZ74をセット。潮受けにガンクッションのJ5のみのシンプルなタックルハリスはハリストの1.7号に鬼掛けの浅層グレ6号を結ぶ。撒き餌付け餌ともに今日はボイルオンリーその為か、ほとんど餌取りの姿を見ることはなかったが、潮の流れをトレースしながらポツリポツリとあたりを拾う。後で普通の撒き餌を撒いていた門口君の撒き餌には餌取りが群がっているのに驚いたのだが、ボイルの付け餌にあたってきたのは、マダイ、チヌ、クロと多種多彩。しかも2〜2ヒロ半の浅だなでである。クロは35cmほどで、まぁとりあえずといった所。他は45cmクラスだった。しかし潮の流れが勢いを増し出すと、沈みを過ぎたあたりでいきなり仕掛けがひったくられた。でもこれは沈みを交わせずアウト。
 さらに続けてもう1発。同じポイントであたってくるモンだから道糸がぼろぼろになってしまった。しょうがないので道糸・ハリス共に3号にアップし、釣り座を移動。引かれ潮を攻めたらまたもや1発目からあたり。こいつも走りが半端なく、沈みを廻られて秒殺。 更に仕掛けを変えて数投目にも同様なあたり。ここはマダイパラダイス?こいつはしばらく走らせて沖に出た所でやりとり開始。ところが道糸が何かを廻ったのか、途中まで寄せてはみたもののウキか何かでひっかかっているみたいで、それ以上寄ってこない。よせきれもせず切れもせず、5分近くどうしようもなく獲物とつながったまんま。ついにこちらから道糸を切ってあきらめた。その間門口君はキロオーバーを含め結構なあたりを拾っていたようだが,同じようにモンスターの洗礼も受けたようだが、2kgオーバーの真鯛。もゲットしていた。2ピリオド目になって門口君の釣り座に入ってからはポツリポツリと良型(実は43.5cmあった。)も含め10数枚のクロを仕留めることができた。3ピリオド目からはほとんどあたりが無くなってしまったが,2ピリ目に何とか規定を揃えることができたので、数発のバラシの嵐を含め、五島の釣りを満喫することができた。
 半日の釣りを終えみんなを回収に向かったが、ほとんどの瀬でキロオーバーを含めて良型を揃えており、1位は5匹で5150gを揃えた徳久さん、奇しくも門口君と同4000gを揃えたが最大魚の47.5cmを上げた門口君が5位に入り、6位の私までが4kgを超す釣果を上げることができた。他のメンバーの方もそこそこに型、数共に揃えておられ、バラシも多かったそうで、天気にも恵まれ楽しい釣行ができたようだ。また、表彰式後には東北沖大震災で被害に遭われた方々へ少しでも役に立てばと義援金の寄付が行われた。集まった義援金は各支部からOFG本部でまとめられ、寄付される。また、今年度の九州大会は宮崎県で行われるが、前回は長崎佐賀支部代表は惜しくも2位だったので、今年度は本支部から優勝者を出したいと願っている。
 
 
 
      
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